『スーパー・クルックス』の原作
「スーパー・クルックス(Supercrooks)」は、マーク・ミラー(Mark Millar)によるアメリカン・コミックスのシリーズで、漫画家レノ・フランク・ミラー(Leinil Francis Yu)が作画を担当しています。2012年から2013年にかけて、マーベル・コミックスのインプリント「アイコン・コミックス(Icon Comics)」から全4巻のミニシリーズが発売されました。
物語は、アメリカのスーパーヴィラン達が住む街を追われ、スペインのコスタ・デル・ソルに移り住んだスーパーヴィラン達が、大胆な計画を実行するために再び集結するところから始まります。スーパーヴィランの視点から描かれたユニークなストーリーと、マーク・ミラーのペンによる斬新なアイデアが特徴で、コミックファンから高い評価を受けています。
また、2021年には、Netflixが「スーパー・クルックス」の実写映画を製作することを発表しており、監督には「アンチマン&ワスプ」のペイトン・リードが起用される予定です。
【ネタバレ注意】『スーパー・クルックス』のあらすじ
「スーパー・クルックス」のストーリーは、スーパーヴィラン達が暮らすアメリカの街を追われ、スペインのコスタ・デル・ソルに移り住んだ一団が、大胆な計画を実行するために再び集結するところから始まります。
主人公のジョニー・ボルトは、以前はアメリカで活躍していたスーパーヴィランの一人ですが、強力なスーパーヒーローによって追われる身となり、スペインに逃亡してきました。しかし、彼は借金取りからの追及を受け、返済のために新たな仲間たちと共に、コスタ・デル・ソルの銀行強盗を計画します。
ジョニーたちは、自分たちよりも強力なスーパーヴィランたちを仲間に加え、計画を実行しますが、その中で、スペインのヒーロー「トーレス」と対決することになります。果たして、ジョニーたちは計画を成功させることができるのでしょうか?
「スーパー・クルックス」は、スーパーヴィランの視点から描かれた斬新なストーリーと、ユニークなキャラクターたちが特徴で、コミックファンから高い評価を受けています。
13話最終回でケイシーが死亡?
「スーパー・クルックス」に登場するケイシーは、ジョニー・ボルトの元恋人で、彼と別れた後に薬物中毒になってしまった女性です。
彼女はミシェルの紹介で、ジョニーに出会います。ジョニーは彼女の薬物依存症を克服するために、自分がアメリカン・デュースのメンバーであった頃に行っていた治療施設を紹介します。
ケイシーは自分の過ちを認め、ジョニーと和解しますが、後に彼女は事件に巻き込まれ、命を落としてしまいます。
彼女は物語の重要な役割を果たすキャラクターであり、ジョニーにとっても過去と向き合う機会を与えることになりました。
『スーパー・クルックス』の声優
「スーパー・クルックス」には、アニメシリーズとしてNetflixで配信されたバージョンがあります。
アニメ版の声優キャストは以下の通りです。
- ジョニー・ボルト:津田健次郎
- ケイシー・アン:坂本真綾
- カーマイン(ザ・ヒート):木村靖司
- ジョシュ(ザ・ゴースト):諏訪部順一
- クリストファー・マッツ(ザ・バスタード):家中宏
- プレトリアン:羽多野渉
- グラディエーター:ピエール瀧
- TK:竹本英史
- ロディ・ディーゼル:稲田徹
- サミー・ディーゼル:木村昴
- フォアキャスト:KENN
その他にも、多数のキャラクターが登場しますが、詳細なキャストについては公式サイトや各種メディアにて確認できます。
『スーパー・クルックス』の相関図
「スーパー・クルックス」には、多数のキャラクターが登場しますが、以下は主要なキャラクターの相関図になります。
ジョニー・ボルト (Johnny Bolt)
└── ミシェル (Michelle)
├── クレオ (Cleo)
├── ケイシー (Casey)
└── ラディック (Radik)
ジョニー・ボルトは主人公であり、ミシェルは彼のパートナーです。クレオ、ケイシー、ラディックは、それぞれ彼らが関わる事件や世界観において重要な役割を果たします。
なお、相関図には登場しないキャラクターや、ストーリーの展開によっては変動が生じる可能性があるため、あくまでも一例として参考にしてください。
『スーパー・クルックス』の評判
「スーパー・クルックス」は、アクション、犯罪、ドラマの要素が融合した作品として、一定の人気を獲得しています。
作品の雰囲気やビジュアル面、音楽などが評価されているほか、ストーリー展開が緻密で、キャラクターの掘り下げや背景にも注目が集まっています。
また、アニメーションのクオリティが高く、迫力あるアクションシーンや戦闘シーンが見どころとされています。
一方で、一部の視聴者からは、ストーリーの展開が予想通りの展開が多いといった批判もある一方、全体的には高い評価を受けている作品と言えます。
コメント